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県内の感染状況は、本日（11月30日現在）、人口10万人当たりの新規感染者数が846.4人と、本県で過去最大となった925.9人に迫る状況となっております。

現在、医療現場の負荷が高まっています。また、医療従事者の感染や濃厚接触により、勤務できない職員も増加しています。
医療のひっ迫を避けるため、新規感染者が増えないよう感染対策の徹底をお願いします。

県民の皆様には、こまめな手洗い、場面に応じた不織布マスクの着用のほか、次のことを実践されるようお願いします。

・オミクロン株対応ワクチン接種を希望の方は、早期に接種頂きますようお願いします。

・窓や扉の開放、空気清浄機による室内の換気、湿度の調節を心掛けるようお願いします。

・自宅療養に備え、抗原定性検査キットや解熱鎮痛薬の準備をお願いします。

・医療機関を受診する場合は、可能な限り平日・日中に相談・受診して頂きますようお願いします。

先週、国の基本的対処方針が変更され、保健医療への負荷が高まった場合の対応が示されました。県内において、医療への負荷が相当程度増大し、社会経済活動にも支障が生じる場合には、国の基本的対処方針に基づき、より慎重な行動の協力要請を検討しなければなりません。

そのような状況にならないようにするためにも、県民の皆様には、一人ひとりが場面場面に応じた感染対策を徹底して頂くようお願いします。

令和４年11月30日
岩手県知事　達増　拓也 （567字)