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新型コロナウイルス感染症対策本部 
第61回本部員会議 知事メッセージ(令和4年8月9日)

岩手県

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県内の感染状況は、人口10万人当たりの新規感染者数は全国最小ではありますが、先週は4日連続で1,000人を超えるなど高い水準で、感染が推移しています。

現在、流行しているオミクロン株BA.5系統の高い感染力を背景に、県民の感染増加とともに、医療従事者の感染や濃厚接触による自宅待機の事例も増え、医療機関における人員体制の不足が生じており、コロナ医療とともに、一部の医療機関では、緊急性が低い検査や手術の延期など一般医療への負荷も日に日に増している状況にあります。

県では、県民の皆様に適切な医療を提供し、医療機関の負荷を可能な限り軽減するため、受診相談センターの体制を強化したほか、介護を必要とする方のための宿泊療養施設の運用を開始しました。

また、お盆に合わせて帰省、移動される方向けの臨時検査所の設置や、感染に不安のある方向けの無料検査の実施など検査体制を強化しています。

医療機関の負荷の軽減には、県民の皆様の協力が必要です。
医療機関を受診する場合には、可能な限り、平日、日中に相談、受診して頂きますようお願いします。

ワクチン接種希望の方は、早めの接種をお願いします。特に若い世代の皆様には、夏休みの期間を利用して、ワクチン接種をお願いします。

新規感染者を増やさないことが何より重要です。改めて、基本的な感染対策の徹底をお願いします。

また、新型コロナによる発熱以外にも、熱中症による救急搬送事例も増えています。エアコンや扇風機、換気などにより暑さを避け、こまめな水分補給による熱中症対策もお願いします。

これからお盆に入り、人の移動や多くの人が集まる機会が増えます。県民の皆様には、自分自身や大切な人の健康を守るため、感染拡大防止の協力をよろしくお願いいたします。

令和4年8月9日
岩手県知事 達増 拓也