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新型コロナウイルス感染症対策本部 
第62回本部員会議 知事メッセージ(令和4年8月31日)

岩手県

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  新型コロナウイルス感染者の「全数把握」については、各自治体の判断により、見直すことができるとされましたが、岩手県は、感染された方「全員」をしっかりサポートしていくため、医療機関の負担を軽減しつつ、「全数把握」を継続します。

65歳以上や基礎疾患のある方など重症化リスクのある方には、My‐HER-SYS(マイハーシス)や保健所等からの電話による健康観察を実施しながら、サポートします。

重症化リスクの低い方には、My‐HER-SYSを利用した健康観察を実施し、体調が悪化した場合には、「いわて健康フォローアップセンター」が24時間体制でサポートします。

また、医療機関の負担軽減を図るため、重症化リスクの低い方のHER-SYS(ハーシス)の入力については、最小限に簡素化します。

これらの取組により、重症化リスクのある方に重点的に対応しながら、感染された方全員のサポートを継続します。

県内の感染状況は、新規感染者数が前の週に比べ7日間連続で減少しているものの、本日の新規感染者数が1,301人となり、依然として高い水準で推移しています。

県内での感染者数の増加とともに、医療従事者の感染や濃厚接触による自宅待機の事例も増え、医療機関における人員体制の不足が生じています。一部の医療機関では緊急性が低い検査や手術を延期するなど、コロナの感染拡大が、コロナ医療のみならず、救急医療などの一般医療にも影響しています。

医療関係者の皆様には、県民の命と健康を守るため、懸命な努力を頂いており、県民一人ひとりの感染対策が、コロナの感染拡大防止のほか、一般医療を守ることに繋がります。

県民の皆様には、新規感染が更に減少するよう、引き続き、一人ひとりが場面場面に応じた感染対策を徹底して頂くようお願いします。

令和4年8月31日
岩手県知事 達増 拓也