災害時の外国人支援
1 災害時多言語支援窓口
災害時多言語支援窓口は、大規模災害等の発災時に在住外国人に対して、必要とされる情報を多言語・やさしい日本語で提供するとともに、さまざまな相談に応じることにより、在住外国人等を支援することを目的として設置・運営されます。
設置主体:岩手県、運営主体:(公財)岩手県国際交流協会(国際交流センター管理運営業務受託者)
▶災害時多言語支援窓口
2 サポーター制度が変わります!「災害時外国人サポーター」
【外国語の力にかかわらず、ご登録いただけるようになりました!】
災害時に外国人が言葉や文化の違いのために避難行動がとれない、避難所等で適切な支援が受けられないといったことが起こらないよう支援してくださる「災害時外国人サポーター」を募集しています。
■ 活動内容
- 災害が起きたときや危険が迫っているときに、率先して、外国人に必要な情報を伝えたり、避難誘導をします。
- 身近に外国人がいる方は、情報を伝えたり、外国語で情報発信をします。
- さまざまな機関等から外国人に関する支援依頼があった場合、希望する方にお手伝いいただきます。
■ 登録条件
次の条件をすべて満たす方にご登録いただけます
- 18歳以上
- 岩手県内に住んでいる(あるいは、通勤・通学している)
- 災害時の外国人支援の活動経験がある、または、当協会が指定する講座を受講した
■ 登録方法
登録条件を満たす方は、登録票を当協会にご提出ください。
■ ファイル
■ 旧制度「いわて災害時多言語サポーター」認定者について
「いわて災害時多言語サポーター」認定者の方は、引き続き「いわて災害時多言語サポーター」としてご活動いただき、有効期限満了時に新しい制度でのご登録に切り替えさせていただきます。
3 災害時に役立つ「やさしい日本語」
やさしい日本語とは、普通の日本語よりも簡単で、外国人も分かりやすい日本語のことです。1995年1月の阪神淡路大震災では、日本人だけでなく日本にいた多くの外国人も被害を受けました。その中には、日本語も英語も十分に理解出来ず必要な情報を受け取ることができない人もいました。そこで彼らが災害発生時に適切な行動をとれるように考えだされたのが「やさしい日本語」です。(弘前大学人文学部社会言語学研研究室「減災のための『やさしい日本語』より)
岩手県国際交流協会では、より多くの外国人を災害から守るために、『やさしい日本語』の取り組みを推進しています。
市町村や地域の活動で「やさしい日本語」講座等をご希望される場合は、当協会までご相談ください。
4 冊子「災害から外国人を守るためにできること~いざというとき、ひとりひとりができる外国人支援~」
いざというとき、ひとりひとりができる外国人支援について、冊子にまとめました。ダウンロードしてご活用ください。「災害から外国人を守るためにできること~いざというとき、ひとりひとりができる外国人支援~」